三内丸山遺跡(青森市)|見どころと無料ガイドツアー体験|世界遺産の縄文遺跡

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三内丸山遺跡とは(世界遺産の縄文遺跡)

三内丸山遺跡は、縄文時代(約5900-4200年前)に存在した大規模集落跡です。
2021年に「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界文化遺産に登録されました。

この世界遺産は、北海道6遺跡、青森県8遺跡、岩手県1遺跡、秋田県2遺跡の合計17遺跡で構成されています。

三内丸山遺跡の敷地面積は約42万平方メートル
縄文時代の遺跡としては日本最大級の規模といわれています。

青森空港や青森駅、新青森駅からのアクセスもよく、
遺跡エリアと展示施設を含めて半日ほどで見学できる観光スポットです。

今回は、実際に参加してとても良かった無料のボランティアガイドツアーを中心に、三内丸山遺跡の見どころを紹介します。

アクセス(青森駅からバス)

 経路:青森駅前「⑥青森市営バス乗り場」乗車→「三内丸山遺跡前」下車
 運賃:310円(交通系ICカード使用可) 
 所要時間:約30-40分
 運行間隔:1~2時間に1本程度 ※土日は運行本数が少ないようです

※このバスとは別に、青森駅西口②番乗り場からシャトルバス「ねぶたん号」が1日4便でているようです。運賃が300円で少し安いです。
 注意:②番乗り場は西口側にあります。⑥番乗り場は青森駅東口。

バス停「三内丸山遺跡前」の前に「青森県立美術館」があり、ちょうど「ジブリパークとジブリ展」を開催していた影響か、ここで降車する人が多かったです。

観覧料

 一般:500円 大学生等:250円 高校生以下:無料

※遺跡と常設展を観覧することができます。
学生証(放送大学)を提示したら、学生料金で入場できました。

館内サービス(長靴・傘)

私が行った時、三内丸山遺跡の周辺は、しっかり雪が積もっていました。
防水タイプの靴じゃない人は、長靴を借りられていました。
天候が悪い日でも安心して見学できるのはありがたいポイントです。

無料ボランティアガイドツアー(おすすめ)

 所要時間:約50分
 開催間隔:1~2時間ごと ※冬季は開催回数が少なめ
 集合場所:チケット売り場近くのトイレ前あたり

三内丸山遺跡は、大きく以下の2つに分かれています。

・屋外の遺跡エリア
・縄文時遊館(展示施設)

ガイドツアーでは主に遺跡エリアを歩きながら解説を聞く形式です。

参加して良かった理由

案内板だけでも見学できますが、ガイドツアーでは案内板には書かれていないエピソードも聞くことができるため、ぜひ参加することをおすすめします。

私が到着したときはツアーがすでに始まっていましたが、
ガイドさんのグループを見つけて途中から参加させてもらいました。

バスで遺跡に到着すると、ガイドツアーの開始時刻を少し過ぎていて、すでにツアーが開始していたのですが、ツアーのグループが見えたので、追いかけて、途中から参加させてもらいました。

担当してくれたガイドさんは若い女性で、後から調べると20歳の大学生で、約90人いるボランティアガイドの中で最年少だったそうです。

丁寧な説明はもちろん、参加者の質問にも一つ一つ答えていて、
遺跡が本当に好きなんだという熱意が伝わってきました。

参加者からの質問も多く、予定の50分が約1時間に延長
「本当に無料でいいの?」と思うほど、充実したツアーでした。

三内丸山遺跡の見どころ

大型掘立柱建物(復元):驚きの縄文人の技術力

三内丸山遺跡のシンボル的な建物です。
柱には、高さ約15 m直径1 mものクリの巨木が使われています。

用途ははっきり分かっていませんが
 ・祭祀施設
 ・物見やぐら
などの可能性があると考えられています。

これほど大きな柱を縄文時代の人々がどうやって立てたのか、今でも謎が多い建物です。

南盛土:縄文人の生活を紐解く手がかり

高さ2~3mほどの人工的に作られた盛土で、約1000年かけて堆積したと考えられています。
用途としては、ごみ捨て場、祭祀・儀式の場または共同作業場所などが考えられているそうです。

盛土から見つかった主なもの
  縄文土器(大量の破片)、石器(矢じり・ナイフ・磨石)
  土偶、ヒスイや装身具、動物の骨・魚の骨・貝殻、炭・灰 など
 
何世代にもわたる縄文人の生活の記録層ともいえる場所です。
見学では盛土の断面を見ることができます。

竪穴建物(復元):縄文時代の生活空間を体験

縄文時代当時に人が住んでいたと考えられる建物です。
屋根は、この3種類が復元されています。
 ・茅葺き
 ・樹皮葺き
 ・土葺き


ガイドさんの話では、地元の子どもたちが建設体験をすることもあるそうです。
そんな体験ができるのは羨ましいです。

縄文時遊館:出土品の修復室と収蔵庫

展示エリアでは、出土品を見ることができます。
特に印象に残ったのは、土器の修復室と収蔵庫です。

ガラス越しに修復作業を見ることができ、割れた土器を復元していく様子はパズルのようでとても興味深いものでした。

収蔵庫には大量の土器が保管されており、その数にも驚きました。

実際に行ってみた感想

今回の見学で一番印象に残ったのは、やはりボランティアガイドツアーです。

学生時代、歴史はあまり得意ではなく、「三内丸山遺跡って授業で習ったな」くらいの印象でした。

しかし、ガイドさんの説明を聞きながら遺跡を見ることで、縄文人の暮らしがとても身近に感じられるようになりました。

ガイドさんがこんな話をしていました。

「三内丸山遺跡では約1700年間、人々が暮らしていましたが、争いの跡がほとんど見つかっていないそうです。
縄文時代の暮らしを知ることが、現代社会の問題解決のヒントになるかもしれません。縄文ロマンですね。」

とても素敵な視点だと思いました。


「北海道・北東北の縄文遺跡群」には、三内丸山遺跡以外にも16の遺跡があります。
次に東北を旅行するときは、レンタカーを借りて他の縄文遺跡も巡ってみたいと思います。

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