セレストゥン生物圏保護区とは
ユカタン半島西部にある「セレストゥン生物圏保護区」は、フラミンゴの生息地として知られる自然保護区です。メキシコ国内でも人気の高いエコツーリズムスポットのひとつで、マングローブや野鳥など、豊かな自然を楽しめます。
特に有名なのが、ピンク色のフラミンゴの群れです。観察できるシーズンは、11月~3月頃と言われています。
季節によって数は変わると言われていますが、運が良ければ大きな群れを見ることができます。
メリダから日帰りでアクセスできるため、遺跡観光とは違った自然体験をしたい方にもおすすめです。
メリダ市内の雰囲気やグルメについては、別記事でも紹介しています。
メリダ観光とグルメ体験|市場と屋台で楽しむユカタン料理メキシコ・メリダの観光とグルメを体験ベースで紹介。プラザ・グランデやルーカス・デ・ガルベス市場、屋台や人気レストランで味わったユカタン料理、治安情報まで、初めての個人旅行でも安心のガイドです。
メリダからセレストゥンへの行き方
バス(Oriente社)
●バス会社 Oriente社
●運賃 約150ペソ程度(往復)
※Oriente社専用のバスカードのようなものを渡されました
●所要時間 約1時間半〜2時間 ※道路状況による
乗車場所:Orienteバスターミナル
私はメリダからバスで向かいました。Orienteバスターミナルから乗車しました。
観光客だけでなく、地元の人も利用している路線という雰囲気でした。
降車場所 ※帰りも同じ場所から乗車
私が降車した場所は、終点でした。念のために帰りのバスの時間を控えました。

補足:バス停車場所
メリダのOrienteバスターミナルからセレストゥンに向かう際、ADOのバスターミナルにも停車しましたが、セレストゥンからメリダに帰る時はOrienteバスターミナルにしか停まりませんでした。
私はADOバスターミナルの方が宿泊場所から近かったので、そこで乗車降車ができるなら便利なのになと思いました。
補足:セレストゥンでの降車場所
事前に調べたところ、フラミンゴ観察ツアーに参加するのに、終点よりも少し手前で降車して、別のツアーに参加するという情報もありました。
ここからツアーに参加する場合は、運行ルートが異なり、海には出ないようですが、また違った楽しみがありそうだなと思いました。
ボートツアーでフラミンゴを観察
セレストゥン到着後は、ボートツアーの出発場所へ向かいます。
ボートツアー
●費用 約500~600ペソ(現金支払い)
(注意:記録していなかったので、おおよその金額です)
●ツアー時間 約2時間
バス降車場所から海に向かって歩いて5分程度のところでボートツアーを見つけました。
地図の辺りで、ツアーの呼び込みがあるので、そこで申し込みをしました。
ボートツアーは、決まった時間に出発するというより、人が集まり次第出発するスタイルでした。
私が訪れた際も、15~20分ほど待ってから出発となりました。
同じボートには、外国人は私だけで、後はメキシコ人の観光客で、合計7~9人が乗船しました。
乗船したボートはこんな感じで、一度海に入ってボートに乗る形なので、ハーフパンツやビーチサンダルなど濡れてもいい格好で行く必要があります。

浜辺のペリカンの群れ
ボートは、海側(メキシコ湾)から出発して、マングローブ林のある汽水域(Ría Celestún)に行きました。
浜辺では、ペリカンの群れを観察できました。
マングローブ林のフラミンゴ
海側からマングローブ林に入っていきました。
自然のトンネルのようになっている場所もあり、ジャングルクルーズのような雰囲気があります。

開けたところに出ると、フラミンゴの群れを見つけることができました。
私が行ったのは、3月上旬でおそらく観察シーズンが終わり頃だったので、たくさんはいなかったと思いますが、満足できるくらい観察できました。
日本はフラミンゴの生息地ではないので、野生のフラミンゴを見る貴重な経験ができて嬉しかったです。

全体的に水深が深そうに見えましたが、フラミンゴが立てるくらいの浅瀬が広がっていることに驚きました。
ツアーの説明はスペイン語でしたが、同乗者に英語を話せる人がいて、いくつか説明してくれました。
ここには、トゥルムのシアン・カアン生物圏保護区と同じくクロコダイルが住んでいて、時々フラミンゴが食べられることがあると言っていました。
トゥルム近郊のシアン・カアン生物圏保護区では、マナティやイルカ、ウミガメなどの野生動物を観察しました。自然好きの方にあわせておすすめです。
世界遺産シアン・カアン生物圏保護区ツアー体験|野生動物と注意点シアン・カアン生物圏保護区ツアーの体験記。マナティ・イルカ・ウミガメなどの野生動物観察やカリブ海での遊泳体験、ツアーの流れ・持ち物・注意点まで実体験ベースで詳しく解説します。
フラミンゴ以外にも、さまざまな水鳥を見ることができました。

メキシコ湾での遊泳
野鳥観察が終わった後は、来たルートを戻って、メキシコ湾に戻ります。
浅瀬のある場所で、海に入って泳ぐことができます。
私は知らなかったので、水着を持ってきていませんでしたが、泳いでいる人が何人かいました。
風が強かったので、浮き輪が流されてしまい、あっという間に遠くに流れていきました。

ツアーによっては、海で泳がないこともあると思うので、ツアー参加前に確認が必要です。
下船場所
ツアー後は、地図のこのあたりで下船しました。出発地点までは15分程歩いて戻りました。

「燃料補給のためにここで降りてもらう」といったようなことを言われた気がするので、通常は、出発したビーチに戻ると思われます。詳細は現地で確認が必要です。
ツアー中の説明はスペイン語中心
ガイドさんの説明は基本的にスペイン語でした。
私はスペイン語があまり分からなかったのですが、同じボートに乗っていた英語を話せる旅行者が、簡単に内容を説明してくれました。そのおかげで、動物や自然について少し理解を深めながら楽しめました。
観光地によっては英語ツアーが一般的な場所もありますが、セレストゥンは比較的ローカル感が強い印象です。
そのため、英語対応を前提に行くというより、「自然を楽しむこと」をメインに考えると満足しやすいと思います。
ツアー後はビーチ沿いでセビーチェを楽しむ
ボートツアー後は、同乗していた旅行者3人と一緒に、ビーチ沿いのレストランへ行きました。
いくつかレストランがあって、価格帯はだいたい同じくらいでした。
海を眺めながら食べたセビーチェがとても美味しく、印象に残っています。ユカタン半島はシーフードも人気で、セレストゥンでも新鮮な魚介料理を楽しめます。


観光地化されすぎていない、のんびりした空気感も魅力でした。海辺には穏やかな時間が流れていて、メリダ市内とはまた違った雰囲気を味わえます。
一緒に食事した3人と話していると、偶然にも全員が同年代でした。
メキシコシティやグアダハラから、ユカタン半島を旅行しているそうです。
あると便利な持ち物
- 帽子
- 日焼け止め
- ビーチサンダル
- 濡れてもいい服
- 水着
- 現金
セレストゥン観光で感じた注意点
セレストゥンは自然豊かな場所ですが、観光地としては比較的素朴なエリアです。
そのため、以下の点は意識しておくと安心です。
- スペイン語中心の場面が多い
- ツアー出発時間がやや柔軟(人数が集まってから出発)
- 日差しが強いため帽子や日焼け対策が必要
- 現金を持参した方が安心
また、フラミンゴは自然の動物なので、必ず大量に見られるとは限りません。季節や天候によって状況が変わると言われています。
とはいえ、ユカタン半島の自然を体感できる貴重な場所であり、メリダ観光と組み合わせる価値は十分あると感じました。
まとめ
セレストゥン生物圏保護区は、メリダから日帰りで行ける自然スポットとして、とても魅力的な場所でした。
ボートでフラミンゴを探しながら進む時間や、マングローブの景色、ツアー後に海辺で食べたセビーチェまで楽しい1日を過ごすことができました。
遺跡や街歩きとは違う、ユカタン半島の自然を楽しみたい方には特におすすめです。
時間に少し余裕を持ちながら訪れると、現地のゆったりした空気感も含めて楽しめると思います。




