セノーテとは
セノーテは、ユカタン半島に広がる天然の泉で、地面が陥没して地下水が現れたものです。
もともと石灰岩でできた地盤に雨水が浸透し、長い年月をかけて内部が空洞化 → 天井が崩れる → 水が見える、という流れで生まれます。
イメージとしては、
「地面の下にあった洞窟+地下水が外に開いた状態」です。
セノーテにはいくつかの種類があります。
- 洞窟型(天井あり・暗く神秘的)
- 半オープン型(光が差し込む)
- オープン型(完全に屋外で明るい)
ユカタン半島には数千規模のセノーテが存在すると言われており、それぞれ異なる景観を楽しめるのが魅力です。
セノーテツアーに参加したきっかけ
トゥルム滞在中、気軽にセノーテを巡りたいと思い、宿泊していたホステル主催のツアーに参加しました。
個人で行く方法もありますが、土地勘がない中で複数のセノーテを効率よく回れる点に魅力を感じたのが理由です。
料金は200ペソと比較的リーズナブルで、シュノーケルセットも貸し出してもらえました。
結果的に、初めてのセノーテ体験として非常に満足度の高い内容でした。
宿泊したホステル(Hostel Oryx Tulum)
今回参加したツアーは、宿泊していたホステルが主催しているものでした。
Hostel Oryx Tulum
トゥルム中心部にあり、アクセスも良く(ADOのバスターミナルからも徒歩10分弱)、長期滞在にも便利な環境です。
こんなサービスのある過ごしやすいホステルです。
- 朝食付き(フムストーストまたはパンケーキとコーヒー)
- キッチンあり
- バー開催の日あり
- プール・庭あり
- ホステル主催のイベント多数(ヨガ、セノーテツアーなど)
- 自転車レンタルサービスあり
朝食です。5泊して、フムストーストばかり食べていました。
ここでフムスにはまって、日本に帰国後、自分でも何度かフムスを作りました。


ツアーの流れと移動方法
シークレットセノーテツアー(ホステル開催)
●参加費 200ペソ(移動費のコレクティーボ代は別)
●時間 8:00~15:00
ホステルの受付に集合し、ホステルのスタッフが同行しました。
参加者は5名で、全員一人旅だったので、雑談しながら楽しく過ごせました。
移動は乗り合いバンである「コレクティーボ」で、乗車前に近くのお店で軽食や飲み物を購入しました。
セノーテ周辺には、お店がないので、必要なものは準備していくといいと思います。
持ち物
- タオル
- ビーチサンダル
- 帽子
- パーカーなどの羽織(セノーテから上がった後は少し冷えることがあります)
- 軽食
- 飲み物
コレクティーボで現地へ向かう
乗り合いバンである「コレクティーボ」を利用して移動します。
運賃はツアー料金とは別途支払いが必要で、大体片道30ペソくらいだったと思います。
プラヤ・デル・カルメン方面に向かって20分程走って、307号線の途中の地図の場所で下車しました。
チェムイル(Chemuyil)という町につながる道です。
下車後は徒歩でアクセス
コレクティーボを降りた後は、歩いて移動しました。

チェムイル(Chemuyil)には、カラフルで植物のある素敵な住宅が沢山あって、楽しみながら歩きました。


最初のセノーテまでの所要時間は約10〜15分ほど。
舗装されていない道もあり、歩きやすいサンダルやスニーカーがおすすめです。
訪れた3つのセノーテ
今回のツアーでは、3つのセノーテを巡りました。
それぞれ個性があり、小規模なので、短時間でも十分に楽しめる内容でした。
また、足が底に着かない深い場所もありますが、浅い場所も多くあるので、泳ぎが苦手な人も楽しめると思いました。
洞窟型
最初に訪れたのは、洞窟の中にあるセノーテです。
上の地図のチェムイルの街を抜けたあたりにあります。
入口から差し込む光が水面を照らし、幻想的な空間が広がっていました。
内部はひんやりとしており、静かな雰囲気。水の透明度も高く、神秘的な空気を感じられる場所でした。


私たちのグループ以外にも1~2グループ来ていました。
このセノーテには、水中トンネルがあったのですが、そのトンネルを通るアドベンチャーなグループもいました。
オープン型
次に訪れたのは、完全に屋外に開けたセノーテ。明るく開放的で、泳ぎやすい環境でした。

ここでは、私たちのグループ以外の人がいなくて、ほとんど貸し切り状態でした。


ここで印象的だったのが、小さな魚たちの存在です。
水に入ると足元に集まり、皮脂などをついばむ様子は、いわゆるドクターフィッシュのような感覚でした。
最初は少しくすぐったいですが、徐々に慣れてくると自然との一体感を楽しめます。
近くには、イグアナもいました。

潜ると洞窟が広がるタイプ
最後のセノーテは、一見すると通常の水場ですが、水中に潜ると奥に洞窟が広がっているタイプでした。


ゴーグル・シュノーケルの軽装備でも通れるトンネルがあって、何度か通りました。
そのトンネルを通る時、水中を覗くと、深い洞窟が広がっていて、驚きました。
深さは少なくとも10 mくらいはあったと思います。
暗く深い空間が続いており、探検しているような感覚に。
泳いでいる途中でウェットスーツと酸素ボンベを背負った人が水中から現れて、ビックリしました。
どれくらいの広さかわかりませんが、探検できるくらいの洞窟が広がっているようです。
注意点
セノーテツアーに参加する際は、いくつか注意点があります。
- 日焼け止めの制限
環境保護の観点から日焼け止めの使用が制限されるセノーテあると言われています。
- 更衣室やシャワーがない場合もあるため、事前に水着を着用しておくとスムーズです。
- 貴重品の管理
入場料などを設けているセノーテなどでは、コインロッカーなどがあるようですが、私が行ったような場所では、荷物はそのあたりの岩場などに置きます。
人に見ていてもらう、貴重品をなるべく持ってこない等の対策は大切です。
まとめ|気軽に楽しめるローカルセノーテ体験
今回のツアーで特に良かったのは、「観光地化されすぎていないセノーテ」を体験できた点です。
人が少なく、比較的静かで、自然そのものを楽しめました。
また、異なるタイプのセノーテを一度に体験できたことで、それぞれの違いや魅力がよく分かりました。短時間でも満足度が高く、初心者にもおすすめできる内容だと感じました。
ホステル主催のセノーテツアーは、低価格で複数のセノーテを巡れるコストパフォーマンスの高い体験でした。
個人では行きづらいローカルな場所にもアクセスでき、より自然に近いセノーテを楽しめる点が魅力です。
ツアーの利用は、初めてセノーテに行く方や、効率よくいくつか回りたい方には特におすすめです。


