カミーノ・デ・サンティアゴの食事事情|巡礼中の食事・自炊・おすすめ名物を紹介

スペイン

カミーノ・デ・サンティアゴでは、毎日20〜30km歩きながら巡礼を続けます。

そのため、「巡礼中は何を食べるの?」「レストランやスーパーはある?」「自炊はできる?」と食事について気になる方も多いのではないでしょうか。

私も歩き始める前は、毎日十分な食事が取れるのか少し不安でした。しかし実際に43日間歩いてみると、巡礼路沿いにはバルやレストラン、スーパーが点在しており、食事に困ることはほとんどありませんでした。

一方で、早朝は営業している店が少なかったり、日曜日はスーパーが休みだったりと、巡礼ならではの注意点もあります。また、歩き続ける生活では、日本での旅行とは食事のスタイルも大きく変わりました。

この記事では、2025年9月にフランス人の道34日間、その後フィステーラ・ムシア5日間、ポルトガル人の道(Variante Espiritual)4日間を歩いた経験をもとに、朝食・昼食・夕食の食事事情や、自炊、おすすめの携帯食、スペインでぜひ食べたい名物まで詳しく紹介します。

カミーノの持ち物や1日の流れについて知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

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  1. カミーノ・デ・サンティアゴの食事事情
  2. 朝食
    1. アルベルゲで自分で準備する
    2. アルベルゲで朝食が提供されることも
    3. バル・カフェで朝食
  3. 昼食
    1. バル・カフェで休憩しながら食事
    2. スーパーを利用して節約する人も多い
  4. 夕食
    1. 巡礼メニュー(Menú del Peregrino)
      1. 実際に食べた巡礼メニュー
    2. コミュニティディナー(寄付制アルベルゲ)
    3. アルベルゲで自炊
      1. 自炊する前に知っておきたいポイント
  5. 歩きながら役立った携帯食
    1. 道沿いで季節のフルーツを楽しめることも
    2. 寄付(Donativo)のお菓子・コーヒー
  6. おすすめのスーパーマーケット
    1. DIA(ディア)
    2. Carrefour(カルフール)
    3. FROIZ(フロイス)
    4. Mercadona(メルカドーナ)
    5. Lidl(リドル)
    6. 私がよく購入していたもの
  7. カミーノで食べたいスペインの名物
    1. トルティージャ(Tortilla)
      1. O Ceadoiro(Santa Irene)(私のおすすめNo.1)
      2. Bar La Tita(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)
      3. Café Bar Manjarín(マンハリン)
    2. ボカディージョ(Bocadillo)
    3. クロケタス(Croquetas)
    4. プルポ・ア・ラ・ガジェガ(Pulpo a la gallega)
      1. Restaurante casa carolo(オ・セブレイロ)
      2. Pulperia A Garnacha(メリデ)
    5. タルタ・デ・サンティアゴ(Tarta de Santiago)
    6. チョコラテ・コン・チュロス(Chocolate con Churros)
      1. Paradiso Cafetería(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)
  8. 食事で気を付けたいこと
  9. まとめ

カミーノ・デ・サンティアゴの食事事情

カミーノを歩いて感じたのは、「1日3食を決まった時間に食べる」というより、歩くペースに合わせてこまめにエネルギーを補給する生活になるということです。

朝食を食べて歩き始め、途中でコーヒーやフルーツ、軽食を取りながら休憩し、夜にしっかりと食事をする。このようなリズムで過ごす日が多くありました。

巡礼路沿いにはバルやレストラン、スーパーが点在しているため、基本的に食事に困ることはありません。また、多くのアルベルゲには共用キッチンがあり、自炊を楽しむ巡礼者も少なくありません。

ここからは、朝食・昼食・夕食に分けて、実際の食事内容や私の体験を紹介します。

朝食

多くの巡礼者は朝6〜7時頃に出発します。

私はアルベルゲを出発する前、または歩き始めて30分ほどで朝食を食べることがほとんどでした。

バックパックを背負って20〜30km歩くため、朝のエネルギー補給はとても重要です。

アルベルゲで自分で準備する

朝食サービスがないアルベルゲも多いため、前日にスーパーで買っておいた食べ物を朝食にすることがよくありました。

私がよく食べていたのは、

  • パン(バゲット・クロワッサンなど)
  • フムス・ワカモレ・はちみつ
  • シリアルバー
  • バナナ
  • インスタントみそ汁

などです。

冷蔵庫があるアルベルゲでは、ヨーグルトやフルーツを冷やしておけるので便利でした。

アルベルゲで朝食が提供されることも

私営アルベルゲや寄付制アルベルゲでは、朝食付きの施設もあります。

よく提供されていたのは、

  • パン(バゲット・トースト)
  • ジャム・バター
  • ビスケット
  • フルーツ
  • コーヒー・紅茶

といったシンプルな内容でした。

お腹いっぱいにはなりませんが、エネルギーチャージできました。

Zubiriのアルベルゲ(ALBERGUE EL PALO DE AVELLANO)の朝食
Logroñoの寄付制アルベルゲ(Albergue Parroquial Santiago El Real)の朝食

バル・カフェで朝食

歩き始めて最初の町で朝食を食べる巡礼者も多くいます。

バルやカフェは、朝早くから開いている場所も多く、6時台から開いている場所もありました。

私も歩き始めてからバルに立ち寄ることがあり、よく注文していたのは、

  • カフェ・コン・レチェ
  • オレンジジュース
  • トスターダ
  • クロワッサン
  • トルティージャ

などでした。

昼食

バル・カフェで休憩しながら食事

昼食は「12時になったら食べる」というより、歩くペースに合わせて休憩しながら食べることが多くありました。

定番メニューは、

  • トルティージャ
  • ボカディージョ
  • トスターダ

などです。

トルティージャ(Tortilla)

私は昼食だけでなく、コーヒーやジュースを飲むためにバルへ立ち寄ることも多くありました。

暑い日はアクエリアスやコーラ、レモネードを飲んだり、アイスクリームやスイカを食べたりして体を冷やすこともありました。

長時間歩く日は、一度にたくさん食べるよりも、こまめにエネルギー補給をした方が歩きやすいと感じました。

ケーキ・スイカ・レモネード

スーパーを利用して節約する人も多い

スーパーは食費を抑えるだけでなく、翌日の朝食や補給食を買う場所としてもよく利用しました。

よく購入していたものは、

  • パン
  • 生ハム
  • チーズ
  • バナナ
  • オレンジ
  • ヨーグルト
  • クッキー

などです。

スペインはパンや生ハム、チーズがおいしく、シンプルな食事でも十分満足できました。

夕食

巡礼メニュー(Menú del Peregrino)

巡礼者向けメニュー(Menú del Peregrino)とは、巡礼者向けの定食のようなコース料理です。

一般的には、

  • 前菜
  • メイン料理
  • パン
  • デザート
  • 水またはワイン

がセットになっています。

アルベルゲやレストランで提供されていて、価格は15〜20ユーロ程度が多かったです。

ボリュームがあり価格も15〜20ユーロ程度とやや高めだったため、私は14ユーロ以下で提供されているお店を中心に利用していました。

実際に食べた巡礼メニュー

Terradillos de los Templariosのアルベルゲのメニューは、スープ・メイン・デザート・ワインで14ユーロでした。

Ponferradaのレストランのメニューは、ハム、ポテトフライ、メイン、デザート、飲み物などで13ユーロでした。

大皿料理で、取り分けて食べました。

コミュニティディナー(寄付制アルベルゲ)

寄付制アルベルゲ(Donativo)では、参加自由ですが、コミュニティディナーが提供されることが多かったです。

メニューは大体決まっていて、以下のとおりです。

  • サラダ
  • 豆のスープ(ベジタリアン仕様もあり)
  • パン(バゲットなど)
  • ワイン
  • デザート(フルーツやケーキ)

おかわりは自由で、食べたい分だけ食べることができます。

また、食事後はみんなで協力して片付けをすることが多いです。

協力してお皿洗いをしていた時に、「祖父母の家でお手伝いする孫たちみたいだね」と話をしたのが懐かしいです。

寄付制アルベルゲは、巡礼者同士の交流が特に多く、暖かい雰囲気がとても好きでした。

アルベルゲで自炊

共同キッチンのあるアルベルゲに泊まった際は、自炊をすることが多かったです。

自炊は食費を抑えられるだけでなく、一緒に料理をしたり食卓を囲んだりすることで、巡礼者同士の交流も生まれました。

みんなで料理を持ち寄って夕食

また、他の巡礼者が作ってくれた故郷の料理や創作料理をごちそうになることもありました。

巡礼仲間の作ったトルティージャ(Tortilla)

また、キッチンがない場合は、スーパーで購入したハモンセラーノやチーズ、トマトなどをバケットと一緒に食べて簡単に済ませることもありました。

バケット・ハモンセラーノ・チーズ・トマトの簡単な夕食

自炊する前に知っておきたいポイント

アルベルゲで自炊を考えている場合は、いくつか知っておくと便利なことがあります。

まず、キッチンの有無はアルベルゲによって異なります。

私は事前にBuen CaminoアプリやGoogle Mapsの写真を見て、キッチンがあるかどうかを確認していました。

また、キッチンの設備にも差があります。

フライパンや鍋、食器が十分に揃っているアルベルゲもあれば、数が少なく順番待ちになることもありました。

オリーブオイルや塩、こしょう、ニンニクなどの共有食材が置かれているアルベルゲもありますが、必ずあるとは限りません。

私は、バルやレストランで食事をした際に使わずに残った個包装のオリーブオイルや酢を、自炊用として活用することもありました。

小さく持ち運びやすいため、荷物を増やさずに済むちょっとした工夫でした。

また、特に夕方は多くの巡礼者が一斉に自炊を始めるため、キッチンが混み合うこともあります。

早めに買い物を済ませて調理を始めると、スムーズに利用できました。

アルベルゲの設備や予約方法、寄付制アルベルゲについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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歩きながら役立った携帯食

カミーノでは、食事と同じくらい携帯食も重要です。

私はスマートウォッチ(Fitbit)で活動量を記録していましたが、記録を見ると、カミーノ期間中の1日の消費カロリーは普段の生活よりかなり増えていました。

実際に歩いていても、お腹が空くのが早く、3食だけでは足りないと感じる日もありました。

そのため、歩きながらこまめにエネルギーを補給することの大切さを実感しました。

私がよく携帯食として持ち歩いていたのは、

  • シリアルバー
  • ナッツ
  • ドライフルーツ(レーズンなど)
  • チョコレート
  • バナナ
  • クッキー

などです。

また、スーパーで購入したバナナやオレンジをバックパックに入れて歩くことも多くありました。

実際には、食事よりも休憩のたびにフルーツやシリアルバーなどを食べることが多く、エネルギー切れを防ぐのに役立ちました。

空腹を我慢して歩くより、少しずつ補給した方が最後まで快適に歩けたと感じています。

また、スーパーのない街に宿泊する日や、途中にカフェやバルがほとんどない区間もあるため、携帯食は常に切らさないように意識していました。

一方で、バルやカフェでは、多くの巡礼者がカフェ・コン・レチェやコーヒーなどの飲み物を注文し、持参したシリアルバーやパンを一緒に食べていました。

私が利用した巡礼路沿いのバルやカフェでは、巡礼者への理解があるためか、食べ物の持ち込みにも比較的寛容な印象を受けました。

そのため、飲み物だけ注文して休憩し、持参した携帯食でエネルギーを補給することもよくありました。

荷物選びやバックパックの中身については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

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道沿いで季節のフルーツを楽しめることも

カミーノでは、スーパーで購入した携帯食だけでなく、季節によっては道沿いで実っているフルーツを楽しめることもありました。

私が歩いた9〜10月には、ブラックベリーやリンゴ、いちじくが実っている場所があり、歩きながら少し味わうこともありました。

ブラックベリー

ブラックベリーは、「地面に近い実は動物の尿がかかっていることがあるから、上の方だけ食べるといいよ」と巡礼者仲間が食べごろで状態のいいものを選んでくれました。

イチジク:採りやすい場所では、食べられる状態のものが少ない場合も多かったです

また、ブドウ畑が広がる地域では、巡礼者が道沿いのブドウを少し口にしている光景を見かけることもあり、私も現地の雰囲気を感じながら旬の味を楽しみました。

季節限定ではありますが、自然の恵みを感じられるのもカミーノならではの魅力だと思います。

寄付(Donativo)のお菓子・コーヒー

歩いていると、巡礼者のために寄付で用意された軽食や飲み物に出会うこともありました。

テーブルの上にクッキーやフルーツ、コーヒーなどが置かれ、「Donativo(寄付制)」と書かれていることがあります。

利用した人が気持ち程度の寄付をしていく仕組みで、長い上り坂の途中などで温かいコーヒーをいただいたときは、とても励まされました。

毎日あるわけではありませんが、巡礼者を応援する地域の人々の温かさを感じられる出来事の一つです。

おすすめのスーパーマーケット

スーパーは巡礼中によく利用しました。

翌日の朝食や携帯食を購入したり、夕食の食材を買ったりと、スーパーは巡礼中の強い味方です。

私が巡礼中によく利用した順に紹介します。

どのスーパーも巡礼に必要な食料は十分揃っているため、近くにある店舗を利用すれば問題ありません。

DIA(ディア)

私が最も利用したスーパーです。

価格が比較的安く、巡礼路沿いにも店舗が多いため利用しやすく感じました。

巡礼中によく購入する食材は一通り揃っています。

Carrefour(カルフール)

品揃えが豊富で、お土産や日用品まで購入できる店舗もありました。

FROIZ(フロイス)

ガリシア地方でよく見かけるスーパーで、フィステーラ・ムシアの道やポルトガル人の道では利用する機会が多くありました。

Mercadona(メルカドーナ)

総菜が充実していて、ラザニアやパエリアなどを手頃な価格で購入できます。

イートインスペースがある店舗もあり、近くに店舗があれば利用しやすいスーパーです。

サリア(Sarria)のMercadona(メルカドーナ)

Lidl(リドル)

商品の容量が大きく、私が歩いたルートでは街の中心部から離れた店舗が多かったため、利用する機会はあまりありませんでした。

私がよく購入していたもの

巡礼中は、次のようなものをよく購入していました。

  • パン(バゲット・クロワッサン)
  • 生ハム
  • チーズ
  • フムス・ワカモレ
  • バナナ・オレンジ
  • サラダ
  • クッキー・シリアルバー
  • ミネラルウォーター
  • ジュース

スーパーはその日の食事だけでなく、翌日の朝食や携帯食を準備する場所としても活用していました。

巡礼にかかる食費を含めた費用については、こちらの記事で詳しくまとめています。

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カミーノで食べたいスペインの名物

せっかくスペインを歩くなら、現地ならではの料理もぜひ楽しんでみてください。

私がおすすめしたいのは、

  • トルティージャ(Tortilla)
  • ボカディージョ(Bocadillo)
  • クロケタス(Croquetas)
  • プルポ・ア・ラ・ガジェガ(Pulpo a la gallegaガリシア風タコ)
  • タルタ・デ・サンティアゴ(Tarta de Santiago)

です。

特にトルティージャは多くのバルで提供されており、朝食や昼食として何度も食べました。

ガリシア地方へ入るとタコ料理も増え、サンティアゴ・デ・コンポステーラでは巡礼の締めくくりとしてタルタ・デ・サンティアゴを味わうのもおすすめです。

トルティージャ(Tortilla)

スペインの定番家庭料理で、じゃがいもと卵を使ったスペイン風オムレツです。

多くのバルで提供されており、巡礼中にも何度も食べました。

お店によって具材や食感、厚みが異なり、それぞれ違ったおいしさを楽しめます。

O Ceadoiro(Santa Irene)(私のおすすめNo.1)

私と巡礼仲間の中で断トツの1位だったトルティージャです。

開店直後に訪れたため、まだ焼き上がっていませんでしたが、すぐに出来たてを作って提供してくれました。

半熟で、中のジャガイモはほくほく。これまで食べたトルティージャの中でも特に印象に残る一皿でした。

コーヒーは私の好みとは少し違いましたが、トルティージャは本当に絶品でした。

Bar La Tita(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)

「O Ceadoiro」と同じように半熟のトルティージャで、中のジャガイモはもう少しカリカリに揚がっていて、こちらも美味しかったです。

Café Bar Manjarín(マンハリン)

鉄の十字架を過ぎたあたりにあるテラス席が素敵なカフェです。

ここはトルティージャも美味しかったですが、一緒に付いてきたトスターダも美味しかったです。

ボカディージョ(Bocadillo)

ボカディージョは、スペインで親しまれているバゲットサンドです。

具材は生ハムやチーズ、ツナ、トルティージャなどさまざまで、巡礼路沿いのバルでもよく見かけます。

注文してから作ってくれるお店も多く、パンはしっかりした食感で食べ応えがあります。

私はハモンセラーノ入りを食べることが多く、シンプルですが歩いている途中の昼食にぴったりでした。

スーパーでバゲットとハモンセラーノを購入し、自分で作って昼食や夕食にすることもありました。

クロケタス(Croquetas)

クロケタスは、ベシャメルソースにハムやチキン、きのこなどを混ぜて揚げたスペイン風クリームコロッケです。

外はサクサク、中はとろっとした食感で、お酒のおつまみとしてだけでなく、前菜としてもよく提供されます。

巡礼メニューに含まれていることも多く、レストランで見かけたらぜひ一度食べてみてください。

具材がお店によって異なるので、食べ比べるのも楽しみの一つです。

プルポ・ア・ラ・ガジェガ(Pulpo a la gallega)

ガリシア地方を代表する郷土料理で、ゆでたタコにオリーブオイル・パプリカパウダー・塩をかけたシンプルな料理です。

オ・セブレイロ(O Cebreiro)周辺から食べられるお店がでてきます。

フィステーラやムシア、サンティアゴ・デ・コンポステーラなどガリシア地方では、多くのレストランで提供されています。

タコはとても柔らかく、日本人にも食べやすい味付けでした。

Restaurante casa carolo(オ・セブレイロ)

オ・セブレイロには、タコの絵が描かれたプレートが掲げられたお店が多く、プルポ・ア・ラ・ガジェガを扱っているレストランがたくさんあることが分かります。

私が食べたお店では、ぶつ切りにされた大粒のタコが美味しかったです。

想像していたより柔らかく、どんどん食べられました。

Pulperia A Garnacha(メリデ)

メリデ(Melide)にもタコを扱っているお店が多いです。

バゲットと一緒に食べるととても美味しかったです。

また、こちらのお店では、名物料理を多く扱っていて、クロケタス(Croquetas)やパドロン・ペッパーズ(Padrón Peppers)などもいただきましたが、どれも美味しかったです。

タルタ・デ・サンティアゴ(Tarta de Santiago)

ガリシア地方の伝統菓子で、アーモンドをたっぷり使ったケーキです。

表面には粉砂糖でサンティアゴ十字が描かれているものが多く、巡礼のシンボルとしても親しまれています。

甘さは控えめで、コーヒーとの相性も抜群です。

巡礼を歩き終えた後に食べると、「ゴールした」という達成感も味わえました。

サンティアゴには、タルタ・デ・サンティアゴのお店がたくさんあり、試食もできるので、ぜひいろいろなお店の味を試してみてください。

チョコラテ・コン・チュロス(Chocolate con Churros)

チョコラテ・コン・チュロスは、揚げたてのチュロスを濃厚なホットチョコレートに付けて食べる、スペインを代表するスイーツです。

日本で食べるチュロスよりも甘さは控えめで、外はサクッと、中はもちっとした食感が楽しめます。

濃厚なホットチョコレートは飲み物というよりソースのようなとろみがあり、チュロスとの相性は抜群です。

また、スペインの地域によって味やスタイルが異なりますが、私が食べた中ではガリシア地方のものが一番好みでした。

巡礼中は朝が早く、ゆっくり食べる機会はあまりありませんでしたが、サンティアゴ・デ・コンポステーラなどの大きな街で味わうのがおすすめです。

Paradiso Cafetería(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)

いろいろな場所でいただきましたが、このカフェのチョコラテ・コン・チュロスが一番美味しかったです。

少し高めかもしれませんが、あまりに気に入ったため、2回訪れました。

食事で気を付けたいこと

カミーノでは食事に困ることは少ないものの、いくつか気を付けたい点があります。

まず、早朝は営業しているバルが少ないことがあります。そのため、翌日の朝食や補給食は前日に購入しておくと安心です。

また、日曜日や祝日はスーパーが休業していることもあるため、食料の買い忘れには注意しましょう。

私は歩く前に、Google Mapsでバル・カフェやスーパーマーケットの場所や開店時間などを確認していました。

さらに、歩き続ける生活では炭水化物中心の食事になりやすく、野菜不足を感じることもありました。

私はスーパーでサラダやフルーツを購入したり、夕食では野菜料理を選んだりして、できるだけ栄養バランスを意識していました。

食事だけでなく、巡礼生活全体の流れについて知りたい方は、こちらの記事も参考になります。

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カミーノ・デ・サンティアゴの1日はどのように過ごすのでしょうか。実際に43日間歩いた体験をもとに、起床から就寝までの流れや食事、洗濯、アルベルゲでの過ごし方を詳しく紹介します。

まとめ

カミーノ・デ・サンティアゴでは、巡礼路沿いにバルやレストラン、スーパーがあるため、基本的に食事に困ることはありません。

実際に歩いてみると、朝食を食べて出発し、歩きながらコーヒーやフルーツでこまめにエネルギーを補給し、夜にしっかり食事をするという生活が自然と定着しました。

毎日20〜30km歩く生活では想像以上にエネルギーを消費します。

私も活動量を記録したところ、普段より消費カロリーが大きく増えており、食事や携帯食でこまめにエネルギーを補給することの大切さを実感しました。

巡礼メニューやトルティージャ、ガリシア地方の郷土料理など、スペインならではの食文化を楽しめるのもカミーノの魅力です。

カミーノでは、バルやレストランで食事を楽しむだけでなく、道沿いの季節のフルーツや寄付で用意されたコーヒーなど、人や自然の温かさに触れる機会もありました。

こうした何気ない出来事も、私にとっては43日間の巡礼を忘れられないものにしてくれた思い出の一つです。

カミーノでは歩くことだけでなく、毎日の食事も旅の大きな楽しみです。

バルでの朝食や巡礼メニュー、自炊で囲んだ夕食、道沿いで味わった季節のフルーツなど、一つひとつが巡礼ならではの思い出になります。

ぜひ現地の食文化も楽しみながら、自分らしいカミーノを歩いてみてください。

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