メキシコ一人旅で実際に感じた治安|危険と言われる国を旅して思ったこと

メキシコ

「メキシコは危険」「一人旅はやめた方がいい」——そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

私自身、メキシコ旅行を計画したときはかなり不安でした。外務省の危険情報を確認し、ネットで治安情報を調べるほど、行く前は緊張していたのを覚えています。

実際に27日間メキシコを一人旅して感じたのは、確かに日本と同じ感覚では行動できないものの、「常に危険」というわけではないということでした。

もちろん注意が必要な場面やドキッとした瞬間もありました。一方で、適切に警戒しながら行動すれば、魅力的な街並みや文化、人との出会いを楽しめる国でもありました。

この記事では、旅行前に抱いていた不安と、実際に訪れて感じた治安、防犯対策、注意が必要だと思った場面について率直にまとめます。

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メキシコ旅行前に感じていた不安

危険なイメージが強かった

メキシコと聞くと、麻薬カルテルや犯罪、誘拐といったニュースを思い浮かべる人も多いと思います。

私自身も、旅行を調べ始めるまでは「かなり危険な国」という印象を持っていました。

SNSや動画でも、治安の話題が取り上げられることが多く、不安が大きくなっていった記憶があります。

一方で、こうした情報には地域差が大きく、観光地と危険地域が同じように語られているケースもあると感じました。

外務省の危険情報を確認していた

旅行前には外務省海外安全情報も確認しました。

実際に危険レベルが設定されている地域を見ると、不安を感じたのは正直なところです。

ただ、調べるうちに、メキシコ全土が同じ危険度ではないことも分かってきました。観光で訪れる都市と、渡航中止勧告レベルの地域は分けて考える必要があると感じました。

今回、私が訪問した都市は、外務省の危険レベル1(十分注意してください)の範囲内です。

外務省:メキシコ 危険・スポット・広域情報

外務省 海外安全ホームページ
海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。

周囲から心配されることも多かった

旅行を周囲に話すと、「本当に大丈夫?」「危なくないの?」と驚かれることが少なくありませんでした。

特に女性一人旅ということもあり、心配される機会は多かったです。

こうした反応を受けるたびに不安になる一方で、現地情報を調べる中では「観光地なら過度に怖がる必要はない」という意見もあり、情報の受け取り方が難しいと感じていました。

実際に訪れて感じたメキシコの治安

実際にメキシコを旅して感じたのは、「緊張感はあるが、常に危険ではない」ということでした。

日本とは行動基準が違うものの、街によって雰囲気はかなり異なっていました。

都市ごとに治安の印象はかなり違った

一括りに「メキシコは危険」と考えるより、都市単位で情報を確認することが大切だと感じました。

【メキシコシティ】
観光エリアでは危険を感じる場面はありませんでした。私が宿泊していたローマ・ノルテ地区周辺では、夜でも公園に子どもがいるなど、人通りもあり比較的落ち着いた印象でした。

一方で、事前に危険と言われているエリアを調べ、近付かないよう行動していました。

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【トゥルム】
リゾート地ということもあり、メインストリート沿いの観光エリアでは危険を感じませんでした。

ただし、メインストリートから脇道に入ると街灯が少なく、人通りがほとんどない場所もありました。観光エリアから外れ過ぎないことが大切だと感じました。

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【メリダ】
訪れた都市の中では、比較的安心感を持って過ごせた街でした。

中心部は活気があり、夜8時頃でも人通りがありました。街灯もしっかりあり、帰りが少し遅くなった日も大きな不安を感じることなく宿に戻れました。

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【オアハカ】
中心部は、道が格子状になっていてわかりやすく、危険を感じる細い路地などはなかったです。

夜も中心部には人が多く、比較的歩きやすい印象でした。

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【プエブラ】
中心部は賑わっていて、人通りも多いので、安心して過ごせました。

ただし、早朝や夜遅い時間の移動には注意が必要だと感じました。

長距離バスなどのバスターミナルが離れていて、アクセスしにくいのが難点でしたが、コレクティーボが多く走っており、Uberも使用できました。

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【タスコ】
コンパクトで坂道の多い街でした。

中心部は観光客も多く賑わっていましたが、坂道や細い路地が多いため、夜遅い時間は早めに宿へ戻る方が安心だと感じました。

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昼と夜では雰囲気が変わる

どの都市でも共通して感じたのは、夜になると街の雰囲気が変わることでした。

昼間は観光客や地元の人で賑わっている場所でも、夜になると人通りが減り、静かになることがあります。

そのため、明るい時間に移動するようスケジュールを組むのがおすすめです。

日本の感覚で「早朝や夜の散歩」をするような行動は避けた方が安心だと感じました。

観光地は比較的落ち着いていた

観光客が多いエリアでは、パトカーや警察の姿を見かけることも多く、基本的に不安を感じるような場面はありませんでした。

カフェや広場、観光名所では、旅行者が普通に過ごしている様子も見られました。

もちろん油断はできませんが、旅行前に想像していた「常に危険が迫っている状態」とは少し違う印象でした。

「緊張感はあるが常に危険ではない」と感じた

率直な感想としては、常に周囲へ意識を向ける必要はあるものの、過度に怯えながら過ごしたわけではありませんでした。

日本のような無防備さは通用しませんが、基本的な防犯意識を持ちながら行動していれば、普通に旅を楽しめる場面も多かったです。

「安全な国」とは言えない一方で、「危険だから絶対に無理」という単純な話でもない——それが旅を終えた現在の実感です。

気を付けていた防犯対策

メキシコ滞在中は、必要以上に怖がるのではなく、「リスクを減らす行動」を意識していました。

夜間行動は控えめにしていた

夜遅くの単独行動はできるだけ避けていました。

基本的には、遅くても夜7~8時には宿に帰るようにしていました。

荷物管理は常に意識していた

バッグは人が多い場所では体の前で持ち、貴重品を分散して管理していました。

観光中も「置きっぱなし」「背後に無防備」は避けるよう意識していました。

スマホ利用は周囲を見ながら

歩きスマホや、人通りの少ない場所でのスマホ操作は控えていました。

スマホはバッグの中に入れて、必要な時だけ取り出して使用しました。

また、遺跡等で写真を撮るのに頻繁に使う際は、スマホストラップも付けて、落とさないように持っていました。

地図確認が必要なときは、店内や建物の近くで立ち止まり、背後に壁がある状態で確認するようにしていました。

タクシーや移動手段は慎重に選んでいた

移動手段は慎重に選んでいました。

長距離移動(メキシコシティ→トゥルム、メリダ→オアハカ)は飛行機を利用し、基本的に暗い時間帯の移動は避けていました。

飛行機を利用した移動については、こちらの記事で紹介しています。

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現金は分散して持っていた

現金は一か所にまとめず、必要額だけ取り出せるよう分散していました。

財布を2つ持ち、メイン財布とサブ財布を分けて持ち歩いていました。

バッグ内でも保管場所を分け、靴の中敷きの下(ジップバッグに入れて)にも一部保管していました。

万が一に備え、「全部失わない」状態を作っておくことは安心感につながりました。

ヒヤッとしたこと・注意が必要だと感じた場面

大きなトラブルには遭いませんでしたが、「ここは注意した方がいい」と感じた場面はいくつかありました。

人混みでは警戒が必要

市場やイベント会場など、人が多い場所では周囲への意識が必要だと思いました。

バックパックを前に抱える、貴重品やスマホの位置は頻繁に確認するなどしていました。

ATM利用には少し緊張した

ATMを使う場面では周囲を確認していました。

できるだけ銀行併設や人目のある場所を選ぶ方が安心だと感じました。

早朝移動は緊張感があった

唯一、プエブラで朝5時過ぎにUberでバスターミナルへ向かった際は、少し緊張しました。

日中の活気ある街並みとは全く異なり、人や車の気配がほとんどありませんでした。

大きな問題はありませんでしたが、深夜や早朝移動は昼間より警戒感が高まる場面だと感じました。

プエブラからタスコの移動について、こちらの記事でまとめています。

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まとめ|メキシコは「危険」だけでは語れない国だった

メキシコを旅して感じたのは、確かに治安への注意は必要だけれど、「危険だから行けない国」と単純には言えないということでした。

大切なのは、日本と同じ感覚で行動しないこと、そして地域ごとの情報を確認しながら適切に警戒することだと思います。

不安がゼロだったわけではありませんが、その緊張感以上に、街並みや文化、人との出会いに魅力を感じた旅でもありました。

これからメキシコ旅行を考えている方にとって、実際の体験談として少しでも参考になればうれしいです。

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